19世紀初期頃ジョージアン時代に作られたシードパールのネックレスです。
2mmのシードパールをつなげた3本が撚りをかけて連なっている様は、それだけでシンプルで気品のある美しさを感じさせてくれます。
ヘッドは土台がマザーオブパールで3段になっていて大小2.5mm~1mのシードパールに小さな穴をあけて馬の尾の毛で丁寧に繋ぎ止められています。その作業は緻密で1ミリのパールにどのように穴をあけたか、いかにこのようなきれいなデザインを作り上げていったのか、当時の苦労と高い技術がしのばれます。
まだ養殖真珠のなかった時代の天然シードパールは黄身がかったクリーム色に変色して長い時間の流れを感じアンティークにしか出せない良い味わいを出しています。
とても清楚で気品のあるネックレスです。
ヘッドは外れますのでネックレスだけでもまた、ヘッドにお手持ちのチェーンを付けてもお使いいただけます。
留め金は刻印がありませんがゴールドだと思います。着け外しはスムーズで良好です。
長さが43.5センチと使いやすくカジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで楽しんでいただけます。
200年の年月が経ったとは思えない非常に良いコンディションです。
19世紀前半
天然シードパール
ネックレスの長さ 43.5㎝
ヘッド 2.6㎝×1.7㎝
ベリーグッドコンディション
Note: 表記についての補足説明