フランス リモージュのCharles Field Havilandが製作した蝶々ハンドルのカップ&ソーサーです。
草花に蝶が舞い遊ぶ姿を磁器の白を背景に、盛り金と平面の金を用いて描いています。
カップは1882~1890年のバックスタンプが押されています。
口が狭く、下がわずかに広がった台形状で、ハンドルの下で直線的な角で曲がり収束しています。
湯飲みのようなフォルムで、蝶を模したハンドルが取り付けられています。
ふちは、内側に複線を持つダブルのゴールドトリムで、絵付けは余白を活かしながらも、右手で持った時の正面では、画面からはみ出さんばかりの構図で、とても存在感があります。
ソーサーは1868~1881年のバックスタンプが押されたものです。
カップを受ける窪みなどは無く、緩やかな曲面で構成されており、円の持つ満月のような美しさを強調しています。
余白はより大きく取られ、空間を意識して配置された図柄は奥行を感じさせます。
図柄と形状が相まって、ソーサー単体でも、一枚の飾り皿のような印象です。
全体としてジャポニスムのエッセンスと磁器本来の白さを楽しめるカップ&ソーサーとなっています。
金彩はカップではふちとハンドルにかすれが見られますが、その他の部分ではよく残っています。
ソーサーでは、ふち、中央の蝶の部分でかすれが目立ち、植物や盛り金の一部にもわずかにかすれが見られます。
その他にはひび、欠け、貫入、黒点等もなくベリーグッドコンディションです。
生産地 フランス リモージュ
メーカー Charles Field Haviland
年代 カップ 1882~1890年
ソーサー1868~1881年
サイズ カップ (口径5.8㎝ 高さ6.6㎝ 容量満水140ml)
ソーサー(12.7cm)
状態 ベリーグッドコンディション
Note: 表記についての補足説明